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雑記・落書き etc
03 . May
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15 . August

キンブリーは、敵味方問わず意思を持っていない人間に対して
冷徹で容赦ない所がありますが。

エドとアルの「殺さない覚悟」に、鼻で笑うことも突っぱねることもせず、
「それも貫き通せば真理」と、あっさり聞き入れる所もある。

他者の言葉に耳を貸し、その意味を理解する柔軟性も併せ持つ。

・・・キンブリーにとって、「殺さない」という事はどうでもいい事で、
大事なのは「その覚悟をどこまで貫けるか」 そこに意味を見出していると思うのです・・・。


「勝ちか負けか」
「生か死か」
「互いの本分がぶつかり合った時、どちらが生き残るのか」
「滅びれば、それは世界に認められなかっただけの事」

相反する本分(例えば、兵士と医者。前者は国を守るために人を殺め、後者は命を守るために人を生かす)
中身はどうであろうと、どちらが優れているのか見届けるのを
純粋に楽しんでいるからこそ
「狂っている」と表現されるんだろうなぁ。
真っ直ぐで危険な、純粋な狂気…イノセント…あ、だから白とか…。

あまりにも端的な世界で生きるキンブリーに、凛とした強さ、そして一瞬の儚さを感じます。




「一度でも、そんな生き方を悲しいと思ったことはないのか・・・?」
「無意味な問いですね」

「少なくとも・・・俺はそう思っている、つもりだ」


あああもうキンブリーを抱きしめてやってマイルズさん・・・!!!

過去に因果があるとは言え、既成概念に囚われず先に進む力を持つマイルズさんなら、
どこかでキンブリーを赦し得ると信じている・・・!

そしてマイルズさんの意思でもって、キンブリーの中を貫いてy(強制終了)




マイキンの事ばかり考えすぎて何も手につかない状態です(笑)

身内から借りたとある歌に
「行ってはだめよ 行ってはだめ そこに楽園など無いのだから」という歌詞があり、
それを聴いただけで私の涙腺は崩壊(;_;)
最期に、満足そうに微笑んで行ったキンブリーは「幸せ」だったと思いたい。


ここまで読んでくださった方有り難うございます。
他の方のマイキン語りが見たいこの頃です。


(少し追記しました)

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はじめまして
はじめまして妙島浩文です。遅ればせながらもも、原作キンブリーにはまったものです。
素敵なキンブリー絵にほれ込んで、何度もこっそりと拝見していました。
にしても、善悪という概念にとらわれることなく、ひたすら自分の哲学のもとで、最期まで偽らず、ブレもなく貫き通したことが彼の魅力だと思うのです。
この語りを拝見して、考えさせられました。
にしても・・・26巻を読んだあとで最終回を読むと、切なくなってしまいますね。
最終回の「お父様」も「ホムンクルス」もいなくなった世界にキンブリーはいないのですから・・・。
よろしくお願いします。
妙島浩文さん / 2010/08/16(Mon) / URL 編集
無題
最終までまだ読んでは居ないですけれど、私はキンブリーのあの歪んだ美への執着がすばらしかったと思います^^v
彼には彼なりの思念と目指すところがあって、荒川先生はもしかしたら他人や常識の意図からはみ出し続けることへの美意識をキンブリーに託したのかもしれませんね。
相変わらず白熱したyuriさまだいすきです!
いつかyuriさまのキンブリー物語同人本、読んでみたいなぁと思わされます^^
失礼しました*
あいらの。さん / 2010/08/20(Fri) / 編集
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